「残留農薬等のポジティブリスト制」移行に伴う食用加工油脂製造業界の対応について(その3)

日本マーガリン工業会

消費者、ユーザーの皆様方には、日頃、マーガリンやファットスプレッド等食用加工油脂製品をご愛用いただきまして誠にありがとうございます。

今年5月29日より実施に移されました標記「残留農薬等のポジティブリスト制」に関連しまして、当業界としての対応を実行してきております。即ち、第一段として、当工業会会員各社が現在使用しております動物性原料油脂並びに一部の植物性原料油脂(検体総数62)を対象に、「ポジティブリスト」掲載農薬等799品目のうち農薬187品目の含有量を(財)日本食品油脂検査協会に依頼して検査しました結果、いずれの検体も基準値以下であったことを、去る4月28日付けで公表しております(当工業会ホームページの「分析結果と見解」欄をご覧下さい)。

そしてこの度、上記62検体(種類別内訳は別紙(1)参照)につきまして、新たに「ポジティブリスト」掲載農薬等799品目のうち農薬47品目(個別名称は別紙(2)参照)の検査を、前回同様に(財)日本食品油脂検査協会に依頼して行いましたところ、いずれの検体も基準値以下であったことを確認いたしました。

今後とも、マーガリンやファットスプレッド等食用加工油脂製品を変わらずご愛顧下さいますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。

(別 紙)