- 日本マーガリン工業会は、わが国の食用加工油脂の製造・販売に関わる業界団体として、当業界全体が消費者・ユーザーの皆様から信頼を勝ち得るようこれまでも活動して参りましたが、これからも一層信頼され続けるよう、必要な情報の提供・発信、相談対応、行政機関との連携など所要の役割を今後とも果たして参ります。
- 当工業会は、会員企業に「マーガリン等食用加工油脂製造事業者の5つの基本原則」(別紙)の周知を図ると共に、基本原則に基づいて会員企業が消費者・ユーザーの皆様の信頼を確保・向上するために行う諸活動に対して、情報提供や相談対応など種々に支援して参ります。
- 当工業会は、会員企業がマーガリン等食用加工油脂の各種自社製品に賞味期限を設定するに際し基準となるガイドラインを策定する(注①)など、当工業会の家庭用PR委員会、業務用PR委員会、技術委員会等の諸活動を通じ表示の適正化に向けて必要な支援を行ってきており、今後ともこれを継続して参ります。
- 当工業会は、定例理事会会合において外部の専門家による講演会を開催するなど、会員企業におけるコンプライアンス体制構築の必要性と重要性について継続して周知徹底を図って参ります。
- 当工業会は、消費者・ユーザーの皆様に対して、マーガリン等食用加工油脂に関する適切かつ正確な情報や、関連する当工業会としての取組などをインターネット上の当工業会ホームページ(注②)などにより提供しており、今後とも内容の充実に努めて参ります。
- 当工業会は、マーガリン等食用加工油脂業界の信頼性向上に向けた取組の中で明らかになってきた諸課題については、行政機関と緊密に情報を共有し、連携して解決に向けて取り組んで参ります。
(別 紙)
『マーガリン等食用加工油脂製造事業者の5つの基本原則』
(本基本原則は、平成20年3月25日付で農林水産省(各局長・長官連名)より示された『「食品業界の信頼性向上自主行動計画」策定の手引き~5つの基本原則』に即し、日本マーガリン工業会として策定したものです。)
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[基本原則1 消費者基点の明確化]
消費者・ユーザーの皆様を基点として、消費者・ユーザーの皆様に対して安全で信頼されるマーガリン等食用加工油脂製品を提供することを基本方針とします。
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[基本原則2 コンプライアンス意識の確立]
取り巻く社会環境の変化に適切に対応し、法令や社会規範を遵守し、社会倫理に沿った企業活動を進めていきます。
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[基本原則3 適切な衛生管理・品質管理の基本]
安全で信頼されるマーガリン等食用加工油脂製品を消費者・ユーザーの皆様に提供するために、適切な衛生・品質管理をしていきます。
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[基本原則4 適切な衛生管理・品質管理のための体制整備]
適切な衛生・品質管理を行う体制を整備し、それが形骸化しないよう改善を行っていきます。
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[基本原則5 情報の収集・伝達・開示等の取組]
消費者・ユーザーの皆様の信頼や満足感を確保するため、常に誠実で透明性の高い双方向のコミュニケーションを行います。
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(注 ①)
当工業会では、平成6年に、会員企業から提供された多数のマーガリン等食用加工油脂製品の保存試験を(財)日本食品油脂検査協会に依頼して行い、その結果を踏まえて、平成7年3月に「食用加工油脂に係る賞味期限の設定及び表示の手引き」を策定して会員企業に配布し、これを会員企業の準拠する規範としております。
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(注 ②)
当工業会のホームページのアドレスは以下のとおりです。https://j-margarine.com