トランス脂肪酸の低減について

日本マーガリン工業会

食品中に含有されているトランス脂肪酸とその摂取に関連して、これまでも当工業会は見解を明らかにして参りましたが(注1)、その後、2012年3月には食品安全委員会によって食品に含まれるトランス脂肪酸の食品健康影響評価(リスク評価)(注2)が、また、2018年3月には農林水産省によって平成26・27年度の食品中のトランス脂肪酸の含有実態調査結果が公表されており(注3)、それらを踏まえ、改めて当工業会のトランス脂肪酸の低減の取り組みについて申し述べます。

〔参考〕バランスの良い食生活 ~ トランス脂肪酸の低減化とともに推進しています。
 脂質は、ヒトの重要なエネルギー源であり、ビタミンAやビタミンEなどの吸収を助ける働きを持つなど、重要な栄養成分の一つです。また、脂質の構成要素である脂肪酸のうち、必須脂肪酸(リノール酸やα-リノレン酸など)は生命の維持に不可欠であり、体内で作ることができないため、食事からとる必要があります。 健康を保つためには、いろいろな食品をバランスよく食べることが大切です。「食事バランスガイド」については、工業会のHP(https://j-margarine.com/balance/)でご覧ください。

(参考文献等:詳しくは以下のHP等をご覧ください。)